\ 院長の独り言 / 
人それぞれ

以前に生活習慣の個人差の回でも述べましたが、同じ事をしていてもすべての人が同じ結果にならない。

このことが人の体を見ていく上で難しいことかなと思います。

いつも患者さんに例えとして、喫煙を例に話すのですが、「ヘビースモーカーの人が全員肺がんになるわけないですね」と。

80歳を越して毎日美味しそうにタバコを吸って元気なおじいちゃんもいます。

10年ほど前に行った高校の同窓会で会った友人が「毎日3箱タバコを吸っているけど毎年の健康診断で肺のレントゲンはいつもきれいだ」と自慢していました(笑)

だからと言って喫煙を勧められません。

このように数多くある生活習慣において、すべて良いとか悪いとか言い切れないことがあります。

それなので、自分個人にとって今までしてきた習慣がプラスなのかマイナスなのかを判断していき、将来 不自由のない生活が送れるように楽しく生きていきたいと思うわけです。
今日の朝刊に緊急事態宣言下で生活習慣に変化との記事がありました。

コロナ禍で始まった「新しい生活様式」は私達の生活習慣や体の状態にどんな変化をもたらしたのか。緊急事態宣言の影響を研究者が調べたところ、体重が増えたり運動量が少なくなったりするなど、多くの人に影響があったことが見えてきたとありました。

体重が1キロ以上増えた人の割合は、男性より女性が多く65歳以上の人よりも以下の人の方が多かったと。

体を動かす量が減ったのも女性の方が多かった、更に食生活の変化で間食する頻度や量が増えたと。

いずれも比較的若い層で食生活に変化がみられたと。

こうした変化は特に都市部で大きい傾向がみられたと書いてありました。

テレワーク・在宅勤務の影響がうかがわれます、最悪です。
私事ですが、先日急性胆嚢炎で緊急入院をして、全身麻酔下で胆嚢を全摘しました。術後しばらくお腹に力が入れられず、咳もできず、笑うこともできず、先生からも重たいものは持たないようにと注意されました。

さらに1週間ほど普通に歩けませんでした。その時気づいたのです、歩行はこんなにも腹筋を使うのだと。生活習慣のプラスマイナスは人それぞれとはいえ、腰、膝がとても悪いとかでなければ、多くの人に歩行は必須だと。

食べること以上に大切なことであると。
運動ではなく移動し続けて下さい。家の中でじっとしていないで下さい(笑)。
自分の口の中を見ていただき、何本も治療してある歯・かぶせ物がたくさんあったりしたら、虫歯傾向が見られるので虫歯予防を。

ブリッジが入っていたり入れ歯が入っていたりすれば、

歯周病傾向が見られるので歯周病予防を。

両方の傾向の人はいませんので、人それぞれで予防を行い、不自由のない生活を送りましょう。

吉川医療モール歯科