少しずつ気温も上がってくる季節となってきました。
朝晩はまだ涼しいですが日中は暑く、体調も崩しがちです。
熱中症対策として水分補給といわれますが皆さんもう一度一緒に確認しておきましょう。

ミネラルウォーター又は麦茶が最適な水分補給ですが、普通の水であったとしてもこまめに飲み、食事中の塩分で日常の発汗等で失った分を補えます。
問題は水代わりに、つまりは水分補給として、どうせ飲むなら少しでも美味しい物をとスポーツドリンクやジュース、糖入りコーヒーや紅茶を好んでいる方は多いことです。人工的な果糖やブドウ糖を多量に摂取し続けることは、中性脂肪やコレステロールの合成が増え、動脈硬化症や脂質異常症の危険が高くなるといわれてます。もちろん糖尿病にもつながります。
口の中の歯垢も増えて、ベトベトした口の中になります。
歯肉は全体に赤くなります。
糖のマイナスとしては・・・
 *肌がベトベトしてくる
*やる気が少なくなり脱力する
*怒りっぽくなる
*キレる
*イライラする

等です。

某歯科の参考写真

そこからつながって歩行減少したり、お腹が減らなくて食事が偏ったり姿勢が維持できなくてゴロゴロしたり、ポカーンと口を開いたままだったり、血巡りも悪くなるので血中酸素も減少します。頭痛や肩こりもそうでしょう。昼間うたた寝するので夜は寝れず結果睡眠不足、朝食食べないなどの生活習慣が熱中症へとつながっていきます。
又、日頃からのタンパク質摂取をしていると体内にてアルブミンが作られるようになり(水分を保持する働きがある)血管内の水分も増えると血液循環量も増えます。そうなることで汗をかきやすくなったり、皮膚の熱拡散をしやすくなったりして熱のこもりにくい体になるのです。

〈タンパク質〉
・肉 ・魚 ・卵 ・チーズなどの乳製品 ・大豆タンパク
私はずっと朝食は、納豆、ごはん、お味噌汁です。
水分がないと生きていけない性質なので(笑)仕事中もミネラルウォーターや炭酸水を飲んでいます。
当たり前ですが日頃からの習慣が病気知らずの身体を作りあげるので、今一度見直してみてはいかがでしょうか。
歯科衛生士 野口

吉川医療モール歯科