\ 歯科衛生士のおはなし No.38/

それぞれの健康法たとえば…

2026年8月

 

Mさんのお話です。
いつも明るく、楽しい元気な70歳代のMさん。いつもの2ケ月定期検診で体調を問診
したところ、2~3週間咳が止まらず大変だったとおっしゃいます。
風邪はひきやすい体質のようですが、好き嫌いなく何でも食べて、お酒も楽しく呑んでいる方。

咳用の薬も効かなくてお医者さんからは「免疫あげるには脂肪をつけないと!」と指導があっ
たようです。スレンダーなMさん。お母様はふっくらしていた方のようですが、お父様はいくら
食べても太れない体質だったようなので、お父様に似ているのかもしれません。
そこで私が行っている習慣を参考までに、とお話ししました。

飲む点滴生麴から作る甘酒、体温上昇すりおろし生姜湯、自律神経整える湯舟に入ること。

前回から2ヶ月が経ち、第一声が満面笑顔のお礼のお言葉でした。
「あの後すぐに生麹買ってきて甘酒作って、食べたんですよ!そしたらね、便秘で困っていた
のに、す~っと、出たんですよ!びっくりしちゃってね!!」
私は便秘ではないのでお通じに効果がある実感がなかったのですが、Mさんは超喜んでいらっ
しゃいました。
腸活に良いのか…流石生きた酵母さん。
実感できたということにも嬉しかったのですが、更に話は続き…
Mさんの大切なご友人Oさんはすい臓がんでオペをして、その後お通じがほとんどなくて薬を飲
んでも漢方薬を飲んでも、苦しい術後生活をご自宅で送られていて。
というOさんに、たった今自分の体に起こった“甘酒お通じ回復事件”?をお話されたそうです。
その翌々日の朝、電話が鳴り…
「すぐにでも教えたくて‼朝早すぎるのも悪いと思って8時まで待ってたのよ! 自然にお通じが
あったの!!」
オペしてからガクンと気持ちも落ち込んでいたOさんの歓喜のお言葉を身振り手振りで私に
お話してくださるMさんは、自分のこと以上に嬉しそうに、笑顔で、私もうれしさ伝染してしま
いました。

下がってきた免疫をあげていくには、それこそ徐々に体が変化していくでしょう。
お通じはその過程においての出来事。
免疫力が低下すれば歯周病にも罹りやすくなりますし、免疫力で抑えられていた歯周病菌も活
動しやすくなり繁殖していきます。
様々な臓器も弱っていくから、脳だ 肺だ 心臓だ 関節リウマチだ と血管から歯周病菌が
侵入して血流を介して全身を巡った結果、発病することもあるかもしれません。
悪い菌が存在していても、それらを暴れさせないように管理できる『自己免疫力』は、毎日の
過ごし方からも大きく関係すると考えます。

例えば『ガン』に罹る原因は、以前はがんばり屋さんがなりやすい、と 故 安保先生も交感神
経優位にしない生活を、とおっしゃっておられました。
が、現代は二人に一人がガンになると言われている時代背景は何なのだろう?と考えさせられ
ます。そして、増える認知症・・・
免疫が下がってしまうような、口には入れられるけれど害のある食品添加物や加工品の色見を
よく見せるためだけの発がん性物質(カラメル色素など) マーガリンやショートニングの
トランス脂肪酸は、認知症の原因にもなりうるとわかってきているそうです。
食品の袋の裏に記載されている成分表を必ず確認して、考えて、購入しましょう。
おいしいから~と、これくらいの量で死ぬわけないし~と、微量を摂取し蓄積した結果数年後
にに罹る。
生活習慣は、病気にならずに元気でいたいのであれば、気をつけて生きていないといけません。

万人に通じる健康法はないと思います。その中で自分に合った免疫を下げない、欲を言えば免
疫を上げてくれる習慣はぜひ続けていきたいですね。

 

吉川医療モール歯科