歯の治療の考え方

 

歯の治療が簡単ではない理由は、大きさ 形 歯列 かみ合わせ等 etc

全て人の数だけ違い何1つ同じ物はないからです。

かつ 歯を使う状況を考えると動きがあり(下顎) その動きも患者さん固有のものである、という事です。

一般的に治療について説明されることは ほとんどが方法論で入れ歯を作りますとか、インプラントを入れますとか、ブリッジを被せますとかそういう事で、どの位置に どんな形の どんなサイズの どのくらいデコボコの歯を作りますという説明はほとんど聞かれないでしょう。

それは 静的な状態つまり 話もせず、食事もせず、顎(下顎)が動かない状態においては歯のサイズのみあっていればOKなわけですけれど、現実的には絶えず 動きの中で使っていくものになるので、患者さん固有の動きや左右差をどれだけ診断出来るか?いわゆるオーダーメイドの歯が作れるかが とても大事になると思います。

加えて 人種差もとても大きく、大雑把に欧米人とアジア人とではまるで動かし方使い方が異なるにもかかわらず、現代の歯科教育の中では欧米の考え方を取り入れているので、まったく違う物が作られる事が多々あります。

野生の肉食動物は種によって、歯並びや顎の動き方等はそのグループみんな一緒のようです。

すべて違うのはヒトだけなのです。その理由はみんな 違うものを食べ、違う動きをし違う仕事をして 違う寝かたをしている、これだけ多様な生活をする動物はヒトだけなのです。

その様々な生活習慣が口の中にも影響を及ぼす結果、治療のゴールも人の数だけ存在すると考えます。

現代の多くの歯科治療の考え方は、ある理想的なゴールにすべての患者さんを持っていく考え方ですが、私達はそうではなく、いかに人の個性を把握して歯の治療に生かせるかであると考えています

吉川医療モール歯科